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タグふれんず

トノの音楽そぞろある記

歌と音楽に関するコンテンツです
メサイア@今井館聖書講堂
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    団でお世話になっている大音さんが出演する「メサイア」に行ってきた。
    ただ今回の「メサイア」、ちょっと変わった演奏形式だ。13人のソリストがソロを歌いながら合唱も受け持つというもの。 高橋啓三さんが会長を務める「啓声会」が主催。
    また会場もユニーク。内村鑑三が、柏木(現新宿区北新宿)の自邸内に建てたこの講堂で、終生、聖書の真理を説き続けたという(1935年に新宿から現在地に移築) 。趣のある建物だ。

    大震災という大災害があった今年。ある意味、日本人の生き方・考え方が変わった転機となる年でもあったような気がする。そんな中、まずはこの日に音楽に浸れることを素直に喜びたい。
    また、ソリストと合唱を全員が受け持つというのも、なかなかいいものだ。ソロを歌うときの切り替えは大変だとは思うが...
    逆にアマこそ、こういう形式でウタってみるのもいいかも?ソロパート全部は無理だが、全員で力を合わせて一曲を演奏する!いいじゃないですか~ただ、ソロパート、それなりにウタえないと困るけどね(笑)

    最後は、全員で「きよしこの夜」を合唱。和やかな気持ちでイブの夜を迎えることに。


    〈データ〉

    Massiah メサイア〜13人のソリストによる、ソロとアンサンブルの宗教劇
    2011.12.24(土) 14:00
    今井館聖書講堂

    指揮: 高橋啓三
    ピアノ: 吉本悟子
    ソプラノ: 遠藤紗千、大音絵莉、辛島安妃子、佐藤志保
    アルト: 忠田友子、仲谷響子、渡邊智美
    テノール: 倉石真、坂下良太、星洋二
    バス: 新井健士、伊東達也、坂寄和臣

    【料金】 1,800円

    | 声楽曲2011 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
    メサイア@県立音楽堂
    0
      市原さんが出演するので、音楽堂まで出かけた。登場しただけで会場が華やかになる。。。

      普段はあまりしないが、リーフレットにある歌詞の対訳を見ながら聴きたくなった。
      よく言われることだがこの「メサイア」、他の彼のオラトリオ(ほとんどの方は知らないと思うが...)と比べると異質だ。それはソリストの扱いだ。

      他のオラトリオはオペラのように、物語(主に旧約聖書が多い)の登場人物をソリストに委ねるが、メサイアは物語(キリスト降誕等)の解説者であって、登場人物ではない。その意味では合唱と同じだ。

      ドナルド・バロウズ編「ヘンデルー創造のダイナミズム」によると...
      「(1754年の孤児養育院での上演の際の演奏者一覧表での)独唱者は合唱メンバーと区別されることなく一括して挙げられていた。(1759年孤児養育院に遺贈されたメサイアの演奏用の楽譜では)独唱者用の楽譜の中に合唱も書き込まれている。現代風に言えば、独唱者も合唱部分を歌っていたことになる。ヘンデルとしては、合唱曲は独唱者たちが合唱メンバーと共に歌うもの、ということだったかもしれない。」とある。

      確かにこの「メサイア」に関しては、独唱、合唱の役割分担がはっきりせず、ある意味同じ役割を演じているとも言える。独唱も合唱も区別ない。その意味ではやはりこの曲はいわゆる"合唱曲"なのかもしれない。

      それはそれとして、市原さんはやはりすばらしい。一曲一曲に思いを込めた表情たっぷりの歌唱には聴衆に訴える力をひしひしと感じる。それも押しつけがましいのではなく、あくまで自然体なので体の中に素直に受け入れられるのかもしれない。
      ある指導者が言っていた。「正しい音程、正しいリズムで歌えば音楽になるわけではない」と。

      また、音楽堂での「メサイア」は5年後の平成27年に第50回を迎える。そのため、これまでの「財産」を豊かな音楽体験の場として次の世代へ受け渡していくための、今後5年間にわたる新企画として、「音楽堂『メサイア』未来プロジェクト」を立ち上げたという。その初年として高校生約20名が、「ハレルヤ」と「終曲(アーメン・コーラス)」の演奏に参加。

      そして高校生が大人と歌った2曲。合唱団の音色が激変した。輝かしさが一層増したと言ったほうが正しい表現だろう。
      先に引用したバロウズ編にも「1754年の演奏で合唱の最上声部はボーイ・ソプラノ4人と劇場のふたりのソプラノの独唱者が歌っており...」とある。
      このことを知っていたかどうかはわからないが、見事な企画と演奏だった。

      ただ、自分としては、終演後お互いを称え合う時、もっと高校生の健闘を称える場面があれば、彼らにも強く印象に残るものとなったであろうし、企画の趣旨がもっと深まったのではとも思ったが、どうでしょう?


      〈データ〉

      第46回クリスマス音楽会
      「メサイア」全曲演奏会
      2011.12.11(日) 14:30
      神奈川県立音楽堂

      指揮:小泉 ひろし
      ソプラノ:市原 愛
      アルト:上杉 清仁
      テノール:中嶋 克彦
      バリトン:加耒 徹
      チェンバロ:長久 真実子
      オルガン:宇内 千晴
      合唱:神奈川県合唱連盟
      管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

      【料金】 全指定席 1,000円
      | 声楽曲2011 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ドヴォスタ@サントリー
      0

        3年半前に演奏したドボスタ。ひさしぶりに生で聴く機会があったので行ってきた。

        合唱は120人程度。この曲なら十分な人数だ。
        全10曲から構成されるが、1曲目が約20分程度と一番長い。

        「ああ、そうだった。このメロディとリズム感。。。」とかつて歌った時のことを思い出しながら聴き続けた。
        合唱の晋友会。ここ何回か聴いた中では一番の出来。無理なく、曲想に合わせたハーモニー重視の歌い方で、曲の表情もうまく表現。特に男声は音の固まりとしての一体感をより感じた。

        ソリストはメゾ・ソプラノを除くとやや線が細い感じ。この曲の歌い方かもしれないが、声量ではなく、深い響きがほしいところ。少なくともオケとかぶった時にソロが消されてしまうような全体バランスは再考すべき。

        しかし全体的にはフルシャの手堅い指揮ぶり、真摯な音楽づくりがひしひしと伝わってくる秀演。終演後の万雷の拍手がそれを象徴していた。


        〈データ〉

        都響スペシャル
        2011.12.7(水) 19:00
        サントリーホール

        ドヴォルジャーク:スターバト・マーテル

        指揮 : ヤクブ・フルシャ
        ソプラノ : シモナ・シャトゥロヴァー
        メゾソプラノ : ヤナ・ヴァリンゲロヴァー
        テノール :ト マシュ・ユハース
        バス : ぺテル・ミクラーシュ
        合唱 : 晋友会合唱団

        【料金】 C席 4,500円

        | 声楽曲2011 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
        千人@NHKホール
        0

          久しぶりの「千人」。けっこう?日本では演奏されるが、今回は合唱がプロ!こんな機会はめったにない(というか当分、しばらく、50年?はない!←金がかかりすぎる???)
          それだけでもワクワクする。

          舞台を見た。
          合唱は大人が250人程度。児童合唱が100人程度。配置は正面奥から男声全員、女声の一部、児童合唱の順。並びきれない女性は左右に分かれて児童合唱を包み込むかたち。
          オケはハープが4本に、コントラバスが10本に。。。NHKホールの舞台から溢れんばかり。まさに壮観この上ない。

          第一部の第一声、「Veni,creator spiritus」が鳴り響いた!
          意外にも?思ったほど音が飛んでこない(終演後聞いた話では、オケの音を抑えるために、舞台上方に幕をかけたという)こういう音もあるのかな。。。
          中盤の「Accende」。譜面上は「Ac ’ cende」となっており、そのとおりに「Ac」で少し"ため"をつくり、続く「cende」で一気に階段を駆け上がるつくりが一般的。ここでどれだ"ため"を作るか=どれだけ集中力を高め、続く演奏で開放するかが一つの聴きどころでもある。
          しかし、デュトワはそれをせず、連続的に演奏。個人的には"予定調和"を求めたが、まあこれもありか。。。
          そんなこんなで第一部は一気呵成に突き進んだ!デュトワも75歳という年齢をまったく感じさせない縦横無尽の指揮ぶり。圧巻だ。

          プロ合唱の本領が発揮されたのが第二部。
          冒頭の汽灰◆↓競灰△涼棒赦刺瑤砲茲襦Waldung,sie schwankt heran」
          アマが一番苦労する箇所の一つ。どんなに練習をやってもなかなか満足できる演奏はほとんどない。それが今日は違った、音程、リズム、音量バランスどれをとってもパーフェクトの演奏。とてもアマの及ぶ範囲ではない。これを聴けただけでもすでに大満足。
          しかし、最終盤もっとすごいことが待っていた。「Alles Vergangliche」 
          200人を超えるプロが微弱音で歌ったらどういうことが起こるか。。。まさに、神秘の合唱だ。この世のものとは思われない美しさ。。。

          児童合唱もスゴかった。均一の透きとおった声が力づよく鳴り響く。音楽と一体感を保ちながら、主張すべきは主張する、自発性に富んだ演奏。なかなかできるものではない。たくさん練習したんだろうな。。。

          タクトを下した後のカーテンコール。遠目で見る限り、デュトワが泣いている(ように見えた)。。。

          こうしてマーラーイヤー最大のイベントは終わった。

          今日の演奏、最大の賛辞を贈るのはもちろん合唱だ。当然ながら、いわゆる”ガナル"ところは皆無。無理ない発声で力むことなく歌っている。それだけでいい演奏になる見本だ。
          改めて合唱の難しさを思い知った。

          来年1月15日、N響アワーで放送予定(3日、4日のどちらかは不明)とのことなので、他はそちらで確認を。


          〈データ〉

          NHK交響楽団 第1715回 定期公演 Aプログラム
          2011.12.4(日) 15:00
          NHKホール
          ※12.3(土)も同プログラム

          マーラー : 交響曲 第8番 「千人の交響曲」

          指揮 : シャルル・デュトワ

          ソプラノ : エリン・ウォール
          ソプラノ : 中嶋彰子
          ソプラノ : 天羽明惠
          アルト : イヴォンヌ・ナエフ
          アルト : スザンネ・シェーファー
          テノール : ジョン・ヴィラーズ
          バリトン : 青山 貴
          バス : ジョナサン・レマル
          合唱 : 東京混声合唱団
          児童合唱 : NHK東京児童合唱団

          【料金】 1,500円

          | 声楽曲2011 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ミサソレ@奏楽堂
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            ここ何年か聴いている、藝大フィルハーモニア・合唱定期。毎年、その年に因んだ曲をやるが今年はミサソレ。この難曲、どう歌うのか。。。

            合唱団は約160人だが、その並びがおもしろい。多くの場合、下手からSATBの順だが、今日は下手からSBTA。あまたの演奏会に通ったが、初めて見る並びだ。それに対応?するかのようにコントラバスもSの前。またSが70人程度と全体の4割強を占めるのも初めて見るかもだ。
            まあ、いろいろな条件があってそうなったのだろうが。。。

            演奏は若々しいエネルギッシュに満ちたもの。特にSがこれだけ揃うと圧巻!幸せな気分にさえなる。しかし、全体を考えると、やはり人数バランスがよくないのが演奏に響いた。
            特にTやAが人数的にも物足りないし、パートの纏まりもいま一歩。それもあって、ハモルところもハモらず、意外と会場内に響いていない部分も。
            ソリストと合唱とは根本的に歌い方が違うというが、今日はある意味ソリストの集合体的な感じだ。
            うーん、合唱は難しい。。。

            ミサソレという曲、改めて難曲だと深ーく再認識。GloriaだってCredoだって、団としてある一定以上の力量がないと物にならないし、Agnus deiに至ってはヘタな団がやったら「なんじゃこりゃ!」状態になること必至!この曲をアマチュアがやる時は、相当の覚悟と精進が必要です!


            〈データ〉
            藝大定期 第349回
            藝大フィルハーモニア・合唱定期演奏会
            2011.11.18(金) 19:00
            東京藝術大学奏楽堂

            ベートヴェン:ミサ・ソレムニス

            指揮:高関 健
            ソプラノ:中江 早希
            アルト:谷地畝 晶子
            テノール:田口 昌範
            バス:氷見 健一郎
            合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科学生

            【料金】 自由席 2,000円

            | 声楽曲2011 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
            テノールリサイタル@茗荷谷キリスト教会
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              過日の演奏会でお世話になった、テノールの豊原奏さんがリサイタルを開くというので行ってきた。
              曲目はいわゆるイタリア古典歌曲に、ベートーヴェン、シューベルト、そしてシューマンと盛りだくさん。

              1曲目の「Ombra mai fu」が終わったところで、豊原さんからご挨拶。何か鼻声のようだ。。。(その後、季節外れ?の花粉症+カゼということが判明)

              イタリア古典歌曲。知ってる曲もあるが、初めて聴く曲は新鮮だ。豊原さんの解説によれば、イタリア語の歌曲は太陽の明るいイメージがある反面、その歌詞は失恋やなんやと甘くも切ない内容。その切なさを甘いメロディーに変えて歌っているとのこと。なるほど。。。
              曲では「Cangia tue voglie」がいい。

              続くベートヴェンの3曲の中では「Der Kuss」がいい。これも豊原さんによれば、およそベートーヴェンらしからぬ?遊び心があるという。軽やかな、洒落っ気たっぷりの曲だ。

              シューベルトの中では「Ganymed」もよかったが、やはり魔王「Erlkonig」だろう。音楽の素養なんてまったくない自分でさえ、たしか小学生の時聴いたような気がする。何分かの中に、なんてドラマが凝縮されているんだろうと、改めて感じた次第。豊原さんも大熱唱!

              後半はシューマンの詩人の恋「Dichterliebe」全曲を一気に歌い切った。

              そんな豊原さんを支えたのが、ピアノ伴奏の玉川さん。非常に音楽的で演奏もウマイ!出しゃばらず主張せず、でもサポートはしっかりと、伴奏者のあるべき姿だ。こんな方の伴奏なら、歌うのが楽しいだろうな。

              豊原さんの体調はいま一歩だったかもしれないが、途中のなごみトークも楽しめ、会場はいい雰囲気に。あっという間の、90分だった。


              〈データ〉
              テノールリサイタル ドイツ、イタリア歌曲の至福
              2011.10.29(土) 14:30
              茗荷谷キリスト教会

              テノール:豊原 奏
              ピアノ:玉川 早苗

              ヘンデル : Ombra mai fu (樹木の陰で)
              ガスパリーニ : Lasciar D'amarti (貴女への愛をすてることは)
              モンテヴェルディ : Eri gia tutta mia(かつて貴女は)
              ファゾーロ : Cangia tue voglie(望みを変えよ)
              カッチーニ : Amarilli(アマリッリ)
              ジョルダーニ : Caro mio ben(いとしい女よ)
              ベートーヴェン : Zartliche Liebe(私は君を愛している)
              ベートーヴェン : Der Kuss(くちづけ)
              ベートーヴェン : Adelaide(アデライーデ) 
              シューベルト : An die Musik(楽に寄す)
              シューベルト : Ganymed(ガニュメート)
              シューベルト : Erlkonig(魔王)
              シューマン : Dichterliebe(詩人の恋)

              【料金】 自由席 3,000円
              | 声楽曲2011 | 23:05 | comments(1) | trackbacks(0) |
              ドツレク@サントリー
              0
                 ドツレク三連発!の最後を飾る、都響、晋友会のドツレク。指揮は小泉和裕さん。期待は高まる。
                出だしはどうか? ♪ Selig sind...うーん 微弱音が心地いい。
                しかし、その後の演奏を聴いて、期待が高かった分、その落差も大きかった。。。

                まず、子音がまったくといっていいほど飛んでこない!
                ドイツ語で「 d 」とか「 t 」があったら、必ず飛んでくるものだ。「 r 」の巻き舌しかり。巻かない指示でも出たのなら別だが。。。
                個々の団員はきちんと出しているのかもしれないが、会場に響き渡らない。そのため曲の輪郭がぼやけて、メリハリのない演奏になってしまった。

                またパート間の音のバランス、そして合唱団としての音のまとまりがよくない。極端に言えば、各パートは自分のウタウ箇所のみを勝手に歌っているように聴こえる。他のパートを聴きあう姿が感じられなかった。

                またソリストの佐々木さんと萩原さん。ご一緒させていただいたこともあるし、十二分な実力をお持ちの方だが、今日の歌唱に限ってはいただけない。曲のイメージとは明らかに違う歌いっぷり、雰囲気だ。指揮の小泉さんも手堅いが、演奏は淡泊。

                そんなこんなで、最後までドイツ・レクイエムらしい演奏を聴くことができなかったのは非常に残念!
                かなり手厳しいことを書いてしまったが、これも期待してるからこその叱咤激励であることでお許しを。

                あまり昔どうのこうのとは言いたくないが、「晋友会」といえば、アマチュアながら合唱界を絶えずリードしてきた団体。しかし、最近自分が聞いた限りでは、鮮烈な印象を受けた演奏はない。同じ合唱を愛する者として、切磋琢磨していきたい。ガンバレ!晋友会


                〈データ〉
                東京都交響楽団 第723回 定期演奏会 Bシリーズ
                2011.10.25(火) 19:00
                サントリーホール

                ブラームス:ドイツ・レクイエム

                指揮:小泉 和裕
                ソプラノ:佐々木 典子
                バリトン:萩原 潤
                合唱:晋友会合唱団

                【料金】 A席 4,400円
                | 声楽曲2011 | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
                ドツレク@NHKホール
                0
                  今秋10月は在京の3オケがドツレクをやる、稀有な月。
                  先日ウタッたばかりでその気持ちも収まっていないが、今日は稀有な月の2番手、N響だ。
                  指揮はプレヴィン、合唱は二期会といえばだれでも期待は高まるが...

                  うーん。。。確かにすきのない演奏。冒頭ある楽器がコケタことを除けばさすがはN響、そつがない。また二期会もソリスト級であろうから歌唱力は言わずもがな。もちろんソリストも申し分ない。

                  しかし、そんな一流奏者ぞろいであるのに、なぜか引き寄せられるもの、パッションが伝わってこない。あまりに演奏が平板だ。模範的すぎると言ってもいいかもしれない。
                  プレヴィンの意図したことは何だったのか、最後まで分からなかった。

                  「マエストロ飯守のえぐるような演奏に慣れてしまったのかな???」とふと思いながら、会場を後にした。


                  〈データ〉
                  NHK交響楽団 第1709回 定期演奏会 Aプログラム
                  2011.10.16(日) 15:00
                  NHKホール

                  ブラームス:ドイツ・レクイエム

                  ソプラノ:中嶋 彰子
                  バリトン:デーヴィッド・ウィルソン・ジョンソン
                  合唱:二期会合唱団
                  指揮:アンドレ・プレヴィン

                  【料金】 自由席 1,500円
                  | 声楽曲2011 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  カルミナ@人見記念
                  0
                    ウタ友が出るので行って来た。
                    場所はある年代以上の方には懐かしい?人見記念。サントリー等ができる前は盛んにプロオケの演奏会をやっていた。何年ぶりだろうか。。。

                    カルミナは得てして勢いだけでウタってしまいがち。聴いてる方からすればジャカジャカやって終わったとうい印象を与えかねない演奏になる。

                    さて今日の演奏。
                    今日の合唱は約200人。人数的には申し分ない。しかも暗譜(この曲、楽譜持って歌うのは勢いをそぐことになるので正解)

                    しかし、あえて厳しい言い方をすれば、演奏が平板すぎた。そしてある意味ffで頑張りすぎ。
                    そしてなぜか曲の持ってる躍動感、推進力が今ひとつ伝わってこなかった。
                    これだけの人数がいるなら、もっとppからffまで、ダイナミックな表現ができたはず。もっとレンジを広く取れば、ダイナミズムを感じる演奏になったのでは。。。この曲ではきれいな演奏は必要ない!野性的な演奏がピッタリの曲なのだから。。。

                    ソリストはこの曲では現在の日本で望みうる最高の組み合わせ。
                    高橋さんの超演?に触発されて?萩原さんも役になりきり。安井さんは相変わらず安定した高音を響かせていた。

                    児童合唱はシンフォニーヒルズ少年少女合唱団。初めて聴いたがウマイ!声質が見事にそろっている。一点のくもりもない感じだ。


                    〈データ〉
                    日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会
                    2011.9.11(日) 14:30
                    昭和女子大学人見記念講堂

                    オルフ:カルミナ・ブラーナ 他

                    指揮:藤岡 幸男
                    ソプラノ:安井 陽子
                    テノール:高橋 淳
                    バリトン:萩原 潤
                    合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団
                    児童合唱:シンフォニーヒルズ少年少女合唱団
                    | 声楽曲2011 | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    東京音楽コンクール本選@東京文化
                    0
                       はじめてコンクールなるものを聴いてきた。「将来有望な若手をいち早くキャッチしておきたい」と急に思ったもので...部門はもちろん声楽。

                      リーフレットによれば今年の声楽部門には57名の応募があったそうな。
                      このコンクールの応募資格とか、去年までの応募人数は何人だったとか知識はさっぱりないが、本選に4人が残るのは毎年のことか?コンクールだから「われこそは!」と思う人が応募する少数精鋭なんだろうな。。。などなどと勝手に想像。

                      自分なりにひとこと評をしてみると...

                      湯浅桃子さん(ソプラノ)
                       ソプラノらしい華やかな雰囲気、笑顔がステキ。オフィーリアのアリアをなんなく歌い切った。
                      八木寿子さん(メゾソプラノ)
                       メゾと言いつつアルトと言ってももいい、中音から高音まで、深くて奥行きのある響きがすばらしい。
                       メゾやアルトに多い悪女役や人間の心の奥に潜む複雑な心模様を求める歌唱にピッタリ。まさに
                       ドラマチックメゾの声。ドン・カルロの歌唱は圧巻だった。
                      清水徹太郎さん(テノール)
                       舞台に登場したとたん、場が急に和んだ。そんな雰囲気を持っている。プログラム前半の宗教曲
                       での軽やかな声は天性のものか?トロヴァトーレでは勝負に出た!というような見事な歌いっぷり。
                      高橋洋介さん(バリトン)
                       4人の中では一番舞台慣れしている感じ。人を寄せ付けない厳しさが全身から溢れている。声量
                       で押すのではなく説得力ある歌唱が印象的。

                      ここまで来れば力の差は僅差。みなさん、すぐにでも舞台に立てる方ばかり。でもコンクールだから差をつけなければならない。審査員の先生もたいへん!

                      さて栄えある1位は誰の手に??? (結果は公式サイト等で確認してください。)
                      でも今回の結果は結果として、大事なのはこれからの精進。年齢も30代の前半。これから脂が乗ってくる時期です。みなさん、ガンバッテ!

                      P.S. 八木さんは現役で、清水さんは以前、神戸市混声合唱団に所属とのこと。こんな方たちがいっぱいいるんでしょうか、神戸市混声合唱団には。。。

                      〈データ〉
                      第9回 東京音楽コンクール 本選(声楽部門)
                      2011.8.21(日) 18:00
                      東京文化会館

                      指揮:渡邊 一正
                      管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

                      【料金】 全席自由 2,000円
                      | 声楽曲2011 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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