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トノの音楽そぞろある記

歌と音楽に関するコンテンツです
第九@東京文化
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    光栄なことにマエストロ飯守の指揮で第九を歌わせていただくのはもう何回目になるだろう。
    そんな感謝の気持ちもある一方で、年末の恒例行事でもある「第九」。そこに「心の隙」はないだろうか。

    こんな気持ちを見透かすように、本番直前の駄目出し練習にいらっしゃったのが、ボイトレの背戸先生。
    先生いわく「皆さん、何回も歌っているであろう第九。また第九かと思う方もいるかもしれない。しかし、やる度に心新たに取り組むことで何か毎回新しい発見があるもの。その気持ちを失わないで今日の公演に臨んでください。私も客席で期待しています。」

    この一言、効きました。確かおしゃるとおり。
    アマチュアといえども、もといアマチュアだからこそ向上心を失ったらうまくなるはずがない。現状維持もおぼつかないだろう。

    さて肝心の本番の出来は...
    まず、ソリストの皆さんが凄い。間近で歌わせていただけたが、その迫力と音楽性の高さは今更ながらも特筆。最終章に突入する直前のalle Menschen werden Bruderの四重唱をあれだけ高品質で表現できるのは4人とも相当の実力がないとできるものではない。
    また多くの方の努力もあって会場は満員御礼の大入り袋も出る盛況。その一押しもあり合唱も近年では充実した演奏に入る出来だったのではないだろうか。

    これからも、楽しみながらも「何かあるはずだ。」との気持ちをもって歌い続けて行きたい。そんなことを思った「第九」だった。


    〈データ〉

    東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第九特別演奏会
    2014.12.28(日) 14:00
    東京文化会館

    指揮:飯守 泰次郎
    ソプラノ:並河 寿美
    アルト:坂本 朱
    テノール:望月 哲也
    バリトン:黒田 博
    合唱:東京シティ・フィル・コーア

     
    | 出演2014 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
    カルミナ@ティアラ
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      カルミナである。
      「ここは景気いい曲をドカーンと」というような場合にはNo1候補ではないかと思えるぐらい、演奏機会としてはかなりの頻度であろう。その一方で(曲の性格からして?)ハーモニー云々はあまり...なので好まない人も少なくないとも。

      個人的には積極的に歌いたい曲とは言い難いが、今回は三ヶ尻先生がお手製の小道具を使って、あれやこれやと発音指導をしてくださったのがこれまでと大きく違うところだ。

      藤丸先生ももちろん強調していたが、三ヶ尻先生でさらに徹底したのが「子音」を飛ばしてキレを出すこと。そしてffでオケに対抗しても全く聴こえないので、聴こえるために早めに子音を出してハーモニーで勝負すること。また、楽譜通りに歌っても音楽にはならないので、その場面の声色で歌うことが最も重要、etc...
      多くはない指導の機会だったが、確かに団の声質が変わってくるのがわかると、ますます面白くなった。

      そして、本番終了。
      いろいろな不安があったが、それを乗り越えて想像以上の出来。指導の全てを出し切ったとは言えないができることはやりつくした感。また、ソリストの皆さんの類まれな歌唱には圧倒。曲のイメージを見事に作り上げ歌い切った。これからの伸びしろを思うと楽しみ倍増だ。そして、マエストロ宮本。「完全燃焼」その言葉どおり、曲全体を見渡した音楽構成、ここぞというときの爆発的な瞬発力は流石である。
      会場も大いに沸き、心満たされた演奏会であった。

      いま、「カルミナまた歌いたい?」と聞かれたら、黙って頷くだろう...きっと。

      〈データ〉

      東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第39回 ティアラこうとう定期演奏会
      2014.11.1(土) 15:00
      ティアラこうとう 大ホール

      モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番
      オルフ:カルミナ・ブラーナ

      ヴァイオリン:松野 弘明
      合唱:東京シティ・フィル・コーア

       
      | 出演2014 | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
      運命の歌@オペラシティ
      0
        今年3回目の本番曲目はブラームスの「運命の歌」。
        ブラームスの声楽曲=ドツレク、というくらいその他の曲は知られていない。というかそもそもオケ付の曲は少ない。そんな中で個人的にも初めて歌う曲だ。

        わずか15分程度の小品だが、内容は緻密そのもの。練習でも予想以上に苦戦。歌うことは出来ても「これってただ音をなぞっているだけ???」との自問自答が相次いだ。内容を表現しなければ歌う意味がないとも言える。個人的には最後まで作品の理解は深まらず表現は消化不良...

        かのカラヤンは「軽騎兵序曲」など超有名的すぎる小品を完璧に演奏し、時に「クラシックの入門曲」と思われて揶揄されかねない作品の真価を見事に表現した。今日の作品が入門曲とは思わないが、こうした小品をいとも容易に表現しうることも、真の実力を試される機会かもしれない。

        〈データ〉

        東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第278回 定期演奏会
        2014.4.15(火) 19:00
        東京オペラシティ コンサートホール

        ブラームス:運命の歌
        ブルックナー:交響曲第7番

        指揮:飯守 泰次郎
        合唱:東京シティ・フィル・コーア
        | 出演2014 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
        フィンランディア@東京芸術
        0
          今回は大変珍しい曲を演奏する機会に恵まれた。曲としては有名な「フィンランディア」の合唱入り版だ。
          市販の音源では曲の途中で合唱が入り最後はオケで締めくくるが、今回の演奏は合唱で終わる編曲版。

          合唱のメロディも歌詞も味わい深い。合唱が入ることでより曲が引き立つような気がする。

          演奏時間僅か3分程度の合唱がどう会場に響き渡ったがわからないが、ほぼ満席に近い状態の中演奏を終え、拍手ととも「ブラ−ボ」「ヤ−」などの掛け声を頂いた時は、ささやかな感激を差し上げることができたのかな?と嬉しさが込み上げてきた。

          これがあるから、ウタは辞められない!!!

          〈データ〉

          2014 都民芸術フェスティバル参加公演
          オーケストラシリーズ No.45
          2014.3.26(水) 19:00
          東京芸術劇場コンサートホール

          スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より ”モルダウ”
          モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲「トルコ風」
          シベリウス:交響詩「フィンランディア」(合唱入り)
          ラヴェル:ボレロ

          ヴァイオリン:米本響子
          合唱:東京シティ・フィル・コーア
          管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
          指揮:矢崎 彦太郎
          | 出演2014 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
          復活@杉並公会堂
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            縁あって「復活」に参加させていただいた。今日は合唱のことではなく主催したオケの話題。
            名前は「ナナシオーケストラ」。個人的にもはじめて聞く名前。「ナナシ」という名前も個性的だ。演奏会のパンフレットには「2009年、音楽大学の垣根を超えるオケとして学生有志によって結成。一度きりの演奏会の予定だったが、2011年から継続的に活動」とある。言わば、音大卒業生によるアマチュアオケと考えていい。

            一般的に「アマチュアオケ」と言ってもメンバーのキャリアは様々だろう。音大卒の方もいれば、普通の大学を出ているが腕はプロ並みの方、あるいは趣味の延長で研鑽を積んでいる方などなど。個人的にはアマチュアオケを聴く機会はあまりないが、演奏に接した数少ない機会を思い出しても実力はさまざま。合唱と同じで「音」を「楽」しめれば、どんな形態があってもいい。

            今回共演させていただいた「ナナシ」は、そのなかでもいわばスーパーアマチュアオケだ!「音大卒なんだからあたりまえ」と言うなかれ。個々人は音大でみっちり基礎教育を受けたというベースがあるため基礎能力は高いことは事実。しかし全員優秀だからと言って「オケとしての力量」とイコールとは限らない。しかしこのオケは違う。ゲネプロで初めてアンサンブルを聴いたとき、仰天した。

            なんという合奏力の高さ。プロだってこの大曲を演奏するにはある意味「覚悟」がいる。しかしその「覚悟」をこのオケは「若さ」を武器に楽々と乗り切ってしまった。音の推進力もけた外れだ。意思を持った、あちこちから紡ぎだされた音が集成し生き物のように躍動している。一言でいえば「怒涛の突進力」と言ってもいい。音を外すこともなく、アンサンブルが乱れることもない。一方で、アマチュアにありがちな音量で勝負!なんてことは微塵もない。ささやく場面ではそよぐ風を感じながらゆりかごに乗っているようなたおやかさ。絶品だ。個人技も図抜けている。いわば、プロの技術とアマのひた向きさ、双方のいいとこだけを兼ね備えている。

            こんなオケを指揮し快演に導いたのは平川範幸さん。
            昨年から在京オケの指揮研究員という肩書も持つ若手指揮者だ。風の便りに聞いたところでは、某指揮者が「近年稀にみる逸材」と評したと聞く。便りの真偽は別にして、今日の指揮ぶりをみれば潜在能力の高さはだれもが感じるだろう。
            曲の大掴みの解釈力、間の取り方、オケへの的確な指示出しなどはもちろん、大編成のオケを完全に掌中に収め統率している。指揮者としてのセンスがひしひしと伝わってくる。プロの視点から見ればまだまだ補うべきところは多々あるのだろうが、このまま順調に研鑽を積んでいけば近いうちに必ずや大輪になる。そう断言していい!

            2014年2月26日、この日は忘れ得ぬ日となった。今後、平川範幸さん、ナナシオーケストラの活動には目が離せない。

            〈データ〉

            ナナシオーケストラ 第5回演奏会
            2014.2.26(水) 19:30
            杉並公会堂 大ホール

            マーラー:交響曲第2番「復活」

            ソプラノ:浪川 佳代
            メゾソプラノ:三宮 美穂
            合唱:ナナシオーケストラ特別混声合唱団
            | 出演2014 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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