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トノの音楽そぞろある記

歌と音楽に関するコンテンツです
Opera House@Sydney
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    初めてやって来た南半球。それもオペラハウスが超有名なシドニーだ。

    Airport linkと呼ばれる空港と市内を循環する電車に乗って、オペラハウス最寄りのCircular Quayで下車。

    目前には美しいSydney Coveとともに左手にはこれまた有名なHarbour Bridgeの威容が目に飛び込んできた。

    高架から降りて地上の出口を打たら、これまたビックリ。目前に観光フェリーの船着き場Ferry haarvesgが広がり、すごい人波。それをかき分けながら湾を左手に見るように歩き出すと、湾沿いに遊歩道が広がっている。そうしてしばらく歩いたその先にオペラハウスはあった。

    それは意外に巨大だった。


     

    更に近づくと、聖なる地への歩みを求めるかのように階段が広がっていた。そしてコンサートホールの内部へ。

    確かに複雑極まりない様子が伺える。これは時間もお金もかかるはずだ。

     

    しかしホール内はさすがにそこまで冒険的ではないが、これまた素晴らしい!

     

    ところで肝心のコンサートの中身。

    DANCING WITH THE ORCHESTRAと銘打ち、コダーイ、バルトーク、ラフマニノフの曲を並べた。

    かなり渋いラインナップかと思ったが、これがなかなかいい。

    いずれも個人的にはこれまでなじみのない曲ばかりだが、それぞれの作曲家の「個」が際立つ秀作。

    バルトークのヴァイオリン協奏曲もよかったが、より印象に残ったのはラフマニノフ。

    ワルツを奏でた後のフィナーレまで持っていく圧倒的な爆発力は音のマジックを聴いているよう。日本ではどれほど演奏されているのかわからないが、今後は要チェックの作品だ。

     

    それにしても、ポップスのコンサートを聴いた後のような口笛や掛け声で出演者を称賛したり、オケもそれにこたえるかのように?舞台後方の観客に向かって挨拶するために、180度回転して正面にお尻を向けるなどのウィットに、オーストラリアンがより気軽に身近にコンサートを楽しんでいる気風が見て取れたような気がする。

     

     

    P.S. 「南半球ではキッチン等で水が管に吸い込まれていくとき、水の巻き方が北半球と逆」とのことだが...今回は確認し忘れ。次回は必ず...

     

     

    〈データ〉

     

     

    DANCING WITH THE ORCHESTRA

    GREAT CLASSICS

    SATURDAY 15 JULY, 2017 2PM

    SYDNEY OPERA HOUSE CONCERT HALL

     

    James Gaffigan : conductor

    Alina Ibragimova : violin

    Sydney Symphony Orchestra

     

    ZOLTAN KODALY : Dances of Galanta

    BERA BARTOK : Violin Concerto No.2

    SERGEI RACHMANINOFF : Symphonic Dances, Op.45

     

    【price】 69.00 a$

    | オーケストラ2017 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
    千人@オーチャード
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      今やツィクルスでも祝祭時でも頻繁に演奏される「千人」。今回は3年前から始まった、マエストロ山田によるツィクルスの最終期の一環。

      さて、今回の成果はというと...マエストロの思いはわかるが、次の機会に期待しようという感じだろうか。

       

      まず、合唱。児童合唱を入れなくても250人はいるのではないか思うくらいの大編成。それはそれで良しだし、第一部 ”veni creator spiritus” も合唱の圧を感じる演奏だった。しかし、この曲で合唱の真価が発揮されるのは第二部、それも冒頭の ”Waldung, sie schwankt heran” の出来次第。

      だが、今回は子音の立ちも甘かったため、言葉に切れがなく、聴く側の集中度が高まらなかったのは否めない。またオケとも息が合っていたかといえばちょっと疑問だ。その後の合唱もなぜか、うまいへたではなく、”勢い”が感じられなかったのは残念。

      また、オーケストラは部分的に聴けば力演の部分もあったものの、全体的にその演奏は平板であり、”熱さ”を感じることはなかった。

       

      そんな感じなので、終局の ”神秘の合唱” からバンダも入って壮大に終わるまでの大音量が少し虚しく聴こえたのは自分だけだろうか?

       

      ソリストでは、清水さんと西村さんが満足いく歌唱をしていたのが印象的。特に西村さんの輝く高音の伸びはこの曲に合っている。

       

      この曲を真に満足して演奏するのは難しいと改めて感じた次第。

       

       

      〈データ〉

       

      山田和樹 マーラーツィクルス 第8回

      2017.6.3(土) 17:00

      オーチャードホール

       

      武満 徹:星・島(スター・アイル)

      マーラー:交響曲第8番7「千人の交響曲」

       

      第1ソプラノ、罪深き女:林 正子

      第2ソプラノ、贖罪の女のひとり:田崎 尚美

      第3ソプラノ、栄光の聖母:小林 沙羅

      第1アルト:サマリアの女:清水 華澄

      第2アルト:エジプトのマリア:高橋 華子

      テノール、マリアをたたえる博士:西村 悟

      バリトン、法悦の神父:小森 輝彦

      バス、瞑想の神父:妻屋 秀和

       

      第1コーラス:武蔵野合唱団

      第2コーラス:栗友会合唱団

      児童合唱:東京少年少女合唱隊

       

      指揮:山田 和樹

       

      【料金】 4,000円

       

       

       

      | オーケストラ2017 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
      Tonhalle@Dusseldorf
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        今回の音楽紀行、2回目の演奏会。会場はDüsseldorfのTonhalle。下調べでその形はわかっていたが、隣接のトラムの駅から眺める姿はまさにドーム型。

         

        1階に入ると、会場をそのまま持ってきたかのような、待合風なつくりになっている。素敵だ。

         

        もっと素敵なのは会場内で、まるでプラネタリウム内にいるように、ところどこのろドーム部分に天空の星が瞬いているごとく照明が配置されている。

         

        そして曲目はブルックナーの8番、指揮は日本でも人気のあるインバルだ。

        個人的にもブルックナーの中で最も好きな8番だが、これが極上の出来。

         

        何かを予感させる第1楽章のAllegro moderato、躍動する第2楽章のScherzo、静寂から次第に音の混合となるAdagioの第3楽章、そして圧倒的なFinaleの第4楽章と、いづれも甲乙つけ難い出来だったが、聴いている限りではその出来ばえは高次元での右肩上がり。

         

        彼の指揮、決して大振りしているわけではないが、強みは「確信的」な指示出しだ。迷いは毛頭なく、「ここはこうだ!」との見えない強い意志がある。また、情緒的にならずに、冷静に音の鳴りっぷりを確かめている「哲学的」な音楽進行もいい。

         

        それを見事に消化し自分たちのものにしたオケも見事。

        これまでの、指揮者とオケの関係がどれほどのものだったかわからないが、その一体感はその音の粒立ちを聴けば一聴にわかる。

        また、気迫迫る姿、一音に込める執念ともいえる姿が空回りすることなく、音に結実していた。

         

        指揮よし、オケよし、会場よしとこれ以上何を望むだろうか。そしてその結果が素晴らしいものにならないはずはない。

        これまで多くの8番を聴いてきたが、曲全体を俯瞰した場合、そのバランスは最高であり、たぶんこれまででベストといえる演奏だろう。

        多くの聴衆も同様な受け止めだっただろう。終演後の万来の拍手とスタンディングオヴェーションがやむことなく続いていた。

         

        Dusseldorfer Symphonikerのドイツ国内での評価は知る由もない。ましてや世界的な名声となるともっとわからない。しかし、演奏会の最終日、マチネーにおけるこの素晴らしい成果を考えたとき、この分野における裾野の広さをまざまざと見せつけられた気がした。ドイツや欧州ではどこの街のオケも今日のような演奏を普通にするのだろうか...

         

        デュッセルドルフの人口は61万余らしい。

        演奏家はいい演奏を地域の人々に聴いてもらいたくて血眼になり、聴衆も「わが町」のオーケストラをこよなく愛している。聴衆が音楽家を育て、音楽家は聴衆を掘り起こす。あまり比較しても意味ないが、残念ながら日本ではN響と言えどもとてもこんな演奏はできない。それは技術だけでは生み出せないものだからだ。

        その意味では、一昨日のウィーン・フィルでさえ、本拠地ではないことを考えればお客さん的な演奏だったかもしれない。

         

        短期間であったが、印象深い演奏に巡り合えたことに感謝。旅の疲れも吹っ飛ぶというものだ。

         

         

        P.S. ここの舞台はさほど広くない。ブルックナー級になると結構キツキツ。また舞台上へは、舞台後方からの階段(たぶん)を上って舞台袖から上がる仕組み。

         

        〈データ〉

         

        Sternzeichen

        8.Mai 2017 11:00 Uhr

        Tonhalle Dusseldorf

         

        Dusseldorfer Symphoniker

        Eliahu Inbal Drigent

         

        Anton Bruckner Symphonie Nr.8 c-moll (Erste Fassung)

         

        【Preise】 39 EUR

        | オーケストラ2017 | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
        Festspielhaus@Baden-Baden
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          連休を利用した音楽紀行。今回は温泉保養地で有名なバーデンバーデンへ足を伸ばしてみた。

           

          前泊地のケルンから乗り込んだDB(ドイツ国鉄)が誇るICに乗ってカールスルーエ乗継で目的の地へ。近づくにつれて森の深さや緑が濃くなってくるのがわかる。自然と深呼吸したい気分に...それは駅から会場近くのホテルへ向かうバスが走る沿道でも益々深まっていく。

           

          会場のFestspielhausは廃駅となった旧駅を改装したものらしいが、外観の壮麗さには「これが駅舎だったなんて」と感じざるを得ない。

           

           

          今日の演目はモーツァルトの39番とブルックナーの4番。それを演奏はウィーン・フィル、指揮は御大ブロムシュテットというのだからたまらない。

           

          モーツァルトが始まったが、その響きのよさはなんというのだろうか。音響の良さで有名な会場だが、残響が凄くて響くのとは対極にある、音の芯も周辺もしっかりと保たれている中で、音がきりりと締まった上での包み込む響きというのだろうか。その心地よさは格別(ドーパミンが結構出ているのかな?)。演奏も超一流でありその上会場もwunderbar!となると、この上何を望むだろうか。

           

           

          休憩時、窓から眺めた周辺の風景もそんな気持ちに見事に応えてくれるもの。

           

           

          そんな会場のすばらしさとウィーン・フィルのテクニックが融合した秀演がブルックナーだ。

          どの楽章も極上の出来だったが、特に印象的だったのは第4楽章。tuttiではたっぷりと鳴らすため全休止でもあるかのような後にadagioで音を開放。それが何回かやって来るさまは、聴きようによってはしつこい印象になるかもだが、「フィナーレはまだかまだか???」と思わせる聴衆の飢餓欲求に訴えるにはこれ以上の表現方法はあるまい。

           

          また、金管群の音の鳴り方の凄まじさは、これまでに聴いたことのないもの。モーツァルトでは「鳴らし過ぎでは?」と感じたが、ブルックナーではその抜群の響きは心地よさとなった。嫌らしい音ではなく、音が抜けていく感覚というのはこういうのを言うのだろう。

           

          そんな秀演・爆演だったので、聴衆のオヴェーションも半端ではなかった。御大ご自身も相当に満足したのか、しきりにオケを持ち上げるなど、いつになく高揚とした感じが見て取れた。

           

          今回はこの演奏会のためだけに来たバーデンバーデンだが、次回はゆっくりと温泉に浸りたいものだ。

           

          P.S. 客席は「ゆるやかなすり鉢状」というより「急な階段状」(東京で言えばサントリーではなく芸劇)だが、舞台の広さは相当なもの。詰めればあと50人は乗れそうな幅と奥行きだ。また、入退場は舞台袖ではなく舞台裏から。違和感ではないが、「おっと、そうきたか...」という感じ。

           

           

           

          〈データ〉

           

           

          FR,5.MAI 2017, 19 Uhr

          WIENER PHILHARMONIKER 

          HERBERT BLOMSTEDT

           

          Mozarts Es-Dur-Sinfonie KV543

          Bruckners Vierte, die "Romantische"

           

          FESTSPIELHAUS BADEN-BADEN

           

          【Preise】 59 Euro

           

          | オーケストラ2017 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
          Neujahrskonzert@TV
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            今年は若手実力者、ドゥダメル。

            シモン・ボリバルオケで脚光を浴びてから随分経つ感じだがまだ35歳らしい。まだまだ伸びる逸材。演奏もキビキビ感満載だが、奇をてらわないところがいい。

            それにしても、世界中が注目するクラシックの祭典ともなった「ニューイヤー」を弱冠35歳で振るなんて、どんな心境だろうか...

             

             

            〈データ〉

            ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート 2017
            2017.1.1(日) 19:00〜22:00
             NHK Eテレ
             

            Dirigent: Gustavo Dudamel

            Orchester: Wiener Philharmoniker

            Chor: Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien

             

            Franz Lehár: Nechledil Marsch aus der Operette Wiener Frauen

            Émile Waldteufel: Les Patineurs. Walzer, op. 183

            Johann Strauß (Sohn): S' gibt nur a Kaiserstadt,s' gibt nur a Wien. Polka, op. 291

            Josef Strauß: Winterlust. Polka (schnell), op. 121

            Johann Strauß (Sohn): Mephistos Höllenrufe. Walzer, op. 101
            Johann Strauß (Sohn): So ängstlich sind wir nicht! Schnell-Polka, op. 413

             

            -- Pause --

             

            Franz von Suppé: Ouvertüre zu Pique Dame

            Carl Michael Ziehrer: Hereinspaziert! Walzer aus der Operette „Der Schätzmeister“, op. 518

            Otto Nicolai: „Mondaufgang“ aus der Oper „Die lustigen Weiber von Windsor“

            Johann Strauß (Sohn): Pepita-Polka, op. 138
            Johann Strauß (Sohn): Rotunde-Quadrille, op. 360
            Johann Strauß (Sohn): Die Extravaganten. Walzer, op. 205

            Johann Strauß (Vater): Indianer-Galopp. op. 111

            Josef Strauß: Die Nasswalderin. Polka mazur,op. 267

            Johann Strauß (Sohn): Auf zum Tanze! Polka schnell, op. 436
            Johann Strauß (Sohn): Tausend und eine Nacht. Walzer nach Motiven der Operette "Indigo"
            Johann Strauß (Sohn): Tik-Tak. Polka schnell, op. 365


            Johann Strauß:An der schönen,blauen Donau, op. 314
            Johann Strauß (Vater):Radetzky-Marsch.op.228

            | オーケストラ2017 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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