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西国巡礼満願
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    ここで休題。西国巡礼ってご存知ですか?

    一言で言えば、約1300年の歴史がある日本最古の巡礼で、近畿を中心とした2府5県に点在する三十三か所の観音霊場を参拝するというもの。このたび、ついに!三十三番目の華厳寺の巡礼を終わって「満願」を迎えた。

    振り返れば、ふと「西国めぐり」を思い立ったのが2年前の平成26年の夏。
    その前年、遷宮でにぎわう伊勢神宮を訪れた際、那智の青岸渡寺で「西国三十三か所観音巡礼」(西国札所会・編)という一冊の本に目が留まったので購入した。しかし、悪い癖で買ったはいいが書架に”積ん読”こと半年。。。買ったことも忘れて、書架の整理をしようとした時に再発見したのがその本だった。
    一方で、ハマルほど”乗り鉄”ではないが、乗り物好きであることも事実。「青春18きっぷ」の存在はもちろん知っていたもののそれまで使ったことはなかった。

    そこで考えた。「西国めぐり」に興味が湧いたが、いかんせんここから(関東)だと交通費もただならない。しかし「青春18きっぷ」を使えば、時間はかかるが交通費を浮かせることことができる!ちょうど時は「青春18きっぷ」の発売期間中。また奇しくもJR西日本がその年の5月から5年間わたって「駅からはじまる西国三十三か所めぐり」のキャンペーンを始めていた。

    これで決まった!「西国めぐり」を始めよう!スタンプラリーも楽しもう!ただし、制約を付けた。関西エリアまでの移動は「青春18きっぷ」のみ。現地へは公共交通機関のみ使う。歩くことが基本。
    それから「青春18きっぷ」の発売に合わせ、仕事に合間を縫って”上洛”すること7回。

    正直言うと、すべての観音様とゆっくり対話できたわけではない。中には電車やバスの時間の関係で御朱印だけいただいて走り下りたところもある。しかし、巡礼のなんたるかがすこしわかった気がする。それは自らの「健康確認」の行程でもあることだ。
    いくら電車やバス、あるいは車が便利でも、すべての観音様までそれらで行けるわけではない。容易にたどり着ける観音様のほうが少なく、最後、山門からは”自らの足”で歩かなければならない(三十一番札所の長命寺は808段の石段。下から見上げただけでこれだけの石を積み上げた、いにしえの人々の思いはいかばかりかが容易に想像がつく)
    行程の詳しくは別の機会にお披露目したい気もするが...

    と、そんな一年半の西国巡礼を終わったと思ったら、あるパンフレットが目に入ってきた。
    「西国三十三所草創1300年」(西国三十三所札所会事務局)
    それによれば、来る2018年、西国三十三か所が草創1300年を迎えるにあたり、今年の3月から2020年まで特別拝観などの事業を行って巡礼の未来への継承を目指すという。そこに書かれた「いまこそ慈悲の心を」とのフレーズも時代が求めているように響く。
    西国が終わったから、坂東の寺めぐりでもと思っていた矢先のこと。悩ましい。。。

    いま大人の世界で、ちょっとしたラリーブームとのこと。企業の仕掛けや個人の動機はさまざまだが、現場に行って自分の五感を研ぎ澄ませば新たな発見であること事実。さて、次はどこへ出かけますかな?
    | その他 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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