PROFILE
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
クイーン+アダム・ランバート@武道館
0

    思いがけなく誘われてクィーンのライブに行ってきた。

     

    今でこそほとんどクラシックしか聴かなくなったが、若かりし頃?はロックに夢中だった。

    KISS、Whitesnake、Ritchie Blackmore's Rainbow...自分にとってのロック全盛時代と言っていい。そんななかで真っ先に虜になったのがQueenだった。

    自分にとって過去のものになっていたQueenがライブ???公演HPで見たらクィーン自体31年ぶりの武道館ライブらしい。

    まさか?情報はノーチェックのなかだったが、雨上りの武道館へ出かけた。田安門をくぐるのも何十年ぶりかもしれない。そうだ、あの時もこの門をくぐったはずだ...Queen JAPAN TOUR '81

     

    ライブ会場特有の、もやがかかったような状態。開演を待ち切れないファンの精神のほとばしり...なんとも言えない高揚感がじわじわと迫ってくる感じだ。「これだこれだ...」長く忘れていた感覚を取り戻したような気持ちになった。「間もなく開演いたします」とのアナウンスから待つこと10分程度たっていただろうか、ついに幕が上がった。

    1曲目は "Seven Seas of Rhye"(輝ける七つの海)。 "Hammer to Fall"、"Stone Cold Crazy"へと続いた。

     

    注目は前半終了後のブライアン・メイのアコギターとソロヴォーカル。

    センター・ステージに座り、まず "Love of My Life"、続いて "Teo Torriatte (Let Us Cling Together)"。場内と一体となったアンサンブルに彼自身も満足したように涙腺が緩んでいたような気がした。心に染み入るというのはこういうことを言うのだろう。こちらも年甲斐もなくややウルウル...

    そして終盤。この曲を聴かなければ帰れないと誰しもが思う "Bohemian Rhapsody" が始まった。最初こそアダム・ランバートが歌ったが、中間は在りし日のフレディーの弾き語り、オリジナルメンバーによるヴォーカルアンサンブルの映像へと引き継がれた。これはある意味で賢明な選択だったような気がする。生での再現は無理な曲だから...

     

    アンコールも含め、駆け抜けるような2時間半近くのライブだった。

     

    最近、内外のグループで「○○年ぶりに再結成」とのニュースをよく聞く。いろんな事情があるだろうが、個人的にはあまり興味を持てなかった。一期一会のごとく「その時に感じた感覚はその時にしか感じ得ない。人間の感情はうつろう。時がたてばまったく同じものにはなり得ない」からだ。しかし今日のライブを聴いてみて、「まあ、そんなに固く考えなくとも...」とも思うようになった。単なるノスタルジーに終わらなかったのは...

     

    たとえは、ヴォーカルを務めたアダム・ランバート(彼の名も今回初めて知ったし、彼がこれまでどんなキャリアを経てきたかも知らないが...)トークの場面で「僕はフレディーではない。しかし偉大なクィーンの曲を歌えることを誇りにしている」と敬意を持ちつつ自分なりの色で歌い切ったことが、単なる代役?以上の新たな価値を生み出した。

     

    ドラムセッションも粋だった。センターステージにセットされたドラムスをロジャー・テイラーが、メインステージは若い奏者が叩く。叩き終わるたびに「まだ若いもんには負けやせん!」と言わんばかりにスティックでメインステージを指し示すロジャー。それに応えるかのように猛烈な勢いで若さをドラムスにぶつける若者。紹介された時は聞き逃したが、あとで確認したら彼の息子とのこと。ステージ上での親子合戦というのもなかなかいい。

     

    ブライアン・メイのギターソロに続く”Tie Your Mother Down”もしびれた。アンコールの"We Will Rock You" "We Are the Champions" も華やかなフィナーレにふさわしいものだった。

     

    一方で、フレディーの存在の大きさ・素晴らしさを再認識した。

    聴いたところではべースのジョン・ディーコンはクィーン再結成に参加しなかった理由を「フレディーのいないクィーンはQueenではない」と言ったという。確かにヴォーカルはグループの顔。人間で言えば「目」にあたる。ただでさえそのグループの色を決めてしまうヴォーカルが変わるとなれば大ごとなのに、変幻自在に声を操れるフレディの代わりは見当たらない。唯一無二の存在だった(その意味では、目に見えぬファンの重圧を乗り越えたアダム・ランバートは賞賛に値する。)

     

    その他、英国出身のQueenはコーラスを意識している曲が少なからずあるが "Bohemian Rhapsody" はその典型だとか、

    "We Will Rock You"の、ドラムスのシンプルなリズムがやがて大きなうねりとなっていく様はラヴェルの「ボレロ」に似ているのでは?などなど、倉庫から出した資料を今の視点で見ると新たなことが見つかるような、様々なことを感じたライブだった。

     

    今後再び「クィーン+α」としてこの武道館に彼らが立つのかはわからない。しかしブライアン・メイはトークの中で「俺はここに12回も来た」と話していた。それは彼自身の深い思いとともに、すべての人へのオマージュだと思う。

    彼にとってもファンにとっても、「武道館」は「ブドウカン」ではなくて「BUDOKAN」だからだ。

    そして今更ながら、70年代後半という彼らの黄金期にライブに立ち会えたことが、なんとラッキーなことだったことか...幸せなことだ。

     

    P.S. ”Now I'm Here"、 聴きたかったなあ〜

     

     

    〈データ〉

     

    クイーン+アダム・ランバート LIVE IN TOKYO 2016

    2016.9.23(金) 19:00 日本武道館

     

    01. Seven Seas of Rhye
    02. Hammer to Fall
    03. Stone Cold Crazy
    04. Fat Bottomed Girls
    05. Don't Stop Me Now
    06. Killer Queen
    07. Somebody to Love
    08. Love of My Life
    09. Teo Torriate
    10. These Are the Days of Our Lives
    11. Under Pressure
    12. Crazy Little Thing Called Love
    13. Another One Bites the Dust
    14. I Want It All
    15. Who Wants to Live Forever
    16. The Show Must Go On
    17. Tie Your Mother Down
    18. I Want to Break Free
    19. I Was Born To Love You
    20. Bohemian Rhapsody
    21. Radio Ga Ga

    En1. We Will Rock You
    En2. We Are the Champions

     

    【料金】 S席 16,500円

     

     

     

    | その他 | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
    スポンサーサイト
    0
      | - | 23:34 | - | - |









      http://ichigenkoji.jugem.jp/trackback/235
      PR
      いらっしゃい!
      ブログパーツUL5
      Links
      SEARCH THIS SITE.
      MOBILE
      qrcode
      OTHERS