Die Fledermaus@Bayerische Staatsoper

  • 2017.01.08 Sunday
  • 23:31

ミュンヘンはここ何日か雪だったようで、街中が雪景色。8日の朝も目が覚めると、いつ降りだしてもおかしくないどんよりとしたくもり空。予想通り、まもなくこらえきれなくなった氷の結晶がぱらぱらと落ち始め、またたく間に本降りに...氷の”泣き”と”笑い”は一日中続き、Staatsoperに向かう人々も慎重な足運びをせざるをえない状況に。結局Staatsoperには降りしきる雪を見ながらの入場となった。

建物外観はギリシャ神殿様式の列柱で壮観だが、内部は意外にも地味な雰囲気。

 

さて今日の演出はというと、基本は外さないものの、ウィット感が随所に。

直径3mはあろう大きなリング(結婚指輪の象徴?)を用意して2人でアリアを歌わせたり、第2幕の舞踏会の場面では舞台いっぱいに白いロングテーブルが用意され、時には女性が机上で踊ったり、時には男女別れてテーブル越しに恋の駆け引きを繰り広げたりと忙しい。

 

第3幕の刑務所内の場面では一昨日と同様に、フロッシュの独断場。

今日は特に独演会を聴いてるかのような雰囲気で、ドイツ語はさっぱりで笑いや拍手から取り残されたことは変わらないが、「トランプ」とか「プーチン」とかの響きが聞こえたことから想像すると、かなり風刺が効いたフロッシュだったことは確かなようだ。

 

しかしなんと言っても今日最大の収穫はペトレンコが聴けたこと。作品の魅力を存分に引き出せたかどうかはわからないが、終始キビキビとした音楽運びと手際の良さ、聴衆の熱い支援を考えると、次期ベリリン・フィルの音楽監督も期待十分だろう。

 

P.S. 第2幕終了後、35分程度の休憩があったが、休憩時間中は会場内の入り口が一斉に閉められて「入場不可」に。予鈴により全員が短時間に再入場する仕組み。たぶん、「場内撮影禁止」のため、著作権管理の関係から休憩時間中に撮影させないことが主な理由だろう、ちょっとびっくり。

 


 

 

〈データ〉

 

Die Fledermaus

Sonntag, 08. Januar 2017

17.00Uhr - 20.20Uhr

Bayerische Staatsoper

 

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko

Regie:Andreas Weirich

nach einer Inszenierung von:Helmut Lehberger, Leander Haußmann

Bühne:Bernhard Kleber

Kostüme:Doris Haußmann

Choreographie:Alan Brooks

Licht:Michael Bauer

Chor:Sören Eckhoff

 

Gabriel von Eisenstein:Johannes Martin Kränzle

Rosalinde:Elena Pankratova

Frank:Christian Rieger

Prinz Orlofsky:Daniela Sindram

Alfred:Edgaras Montvidas

Dr. Falke:Björn Bürger

Dr. Blind:Ulrich Reß

Adele:Anja-Nina Bahrmann

Frosch:Cornelius Obonya

Ida:Eva Patricia Klosowski

Ivan:Jurij Diez

 

Bayerisches Staatsorchester

Chor der Bayerischen Staatsoper

 

【Preise】 53.50 EUR

 

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