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コジ・ファン・トゥッテ@新国立劇場
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    砂田さんからお誘いをいただいて、オペラ研修所修了公演に行ってきた。演目は「コジ・ファン・トゥッテ」

     

    フィオルディリージを演じた砂田さんは、贔屓目なしに演技・歌唱とも素晴らしく、キラ星のごとく輝いていた。

    第1幕の「Come scoglio immoto reata」、第2幕の「Per pieta,ben mio perdona」とも低域から高域までと音の幅があるにも関わらず、その心情を見事に吐露した歌唱は公演中最大の拍手を得ていた(チラ見した限りではマエストロも同様な称賛)

    本来なら砂田さんはコロラトゥーラを駆使するよう曲を最も得意としていると思うが、その技も持っている彼女だからこの難曲も見事に歌えたのだと思う。

     

    デスピーナの城村さんとドン・アルフォンソの氷見さんも好演。

    城村さんはその声質が役柄に求められるものとピタリとハマるよう。レチタティーヴォとアリアも明瞭で音楽に一番乗っていた。その自然な演技と晴れやかな笑顔も加わり、聴いていて心地いい。

    氷見さんは、貫禄十分な太い声と落ち着いた身のこなしで舞台を引き締めた功績は大。

     

    この公演で17期生の方は修了となるが、スタートラインに立ったばかりの心境だろうか。今後のそれぞれの課題に対して精進を続けていってほしい。

     

    しかしこのオペラ、よーく聴いていると出演者のアンサンブルがしっかりしないと魅力が大きく損なわれるうえ、その中で突然アリアが出てきたりと、素人目で見ていても難しい作品。やはりモーツァルトだ。

     

     

    〈データ〉

     

    新国立劇場オペラ研修所終了公演

    2017.2.24(金) 18:30

    新国立劇場中劇場

     

    モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ

     

    フィオルディリージ:砂田 愛梨

    ドラベッラ:小林 紗季子

    グリエルモ:大野 浩司

    フェルランド:水野 秀樹

    デスピーナ:城村 紗智

    ドン・アルフォンソ:氷見 健一郎

     

    指揮:高関 建

    管弦楽:藝大フィルハーモニ管弦楽団

    合唱:東京藝術大学他

     

    【料金】 全席指定 4,320円

     

     

    | オペラ2017 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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