エリア@紀尾井

  • 2009.02.15 Sunday
  • 00:31
メンデルゾーンの大曲、エリア。生誕200年の今年に聞けるのはまた格別。
ソロも合唱も美しい曲ばかり。また、終始劇をリードしていくエリア役の出来が演奏内容を大きく左右するが果たして...

その期待どおり、エリア役のアレキサンダー・マルコ=ブールメスターは最高だった。
太く、深く、包容力のある響き渡る声で、最後まで、劇に緊張感を持たせていた。
また、ソプラノのヒェン・ライスも美しく、透き通る声でいい!特に、第一部8曲のエリアとの二重唱「神の人よ、私にどんな関わりがあるのですか」、第二部21曲のアリア「聞け、イスラエルよ」は情感たっぷり。
ただ、テノールのイリヤ・レヴィンスキーだけは???もちろん声はすばらしいけど、最後までメンデルスゾーンの音楽にはまってない感じ、違和感が...ただ歌ってますって感じ。だから、テノールが歌うと劇が止まったようになってしまった。

合唱は、東京オペラシンガーズ。プロの声楽家集団だけあって、人数は60人と小ぶりながら、紀尾井ホールでは十分の迫力。しかし、強弱のメリハリ、言葉の切れはもっとほしかった。プロならもっと高いレベルを求めてしまいます。

でも総じて、ハルトムート・ヘンヒェンの音楽づくりには成功したし、満足いくものだった。


〈データ〉
紀尾井シンフォニエッタ東京 第68回定期演奏会
メンデルスゾーン:オラトリオ」「エリア」
2009.2.14(土) 14:00
紀尾井ホール

指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
ソプラノ:ヒェン・ライス
メゾソプラノ:カタリーナ・カルネウス
テノール:イリヤ・レヴィンスキー
バリトン:アレキサンダー・マルコ=ブールメスター
合唱:東京オペラシンガーズ

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