七つの封印@トリフォニー
- 2009.07.11 Saturday
- 23:11
フランツ・シュミットの大作 「七つの封印を有する書」
めったに演奏されない曲とはいえ、考えてみれば、生で聞くのは3回目。
最初がC大学混声合唱団。2回目がアマチュアオケ。そして今日。
意外と?聞いてる回数では凄いかも???
冒頭のハ長調の繰り返しが始まると「これこれ!」となんか嬉しくなってしまった。シンプルだけど凄く印象的。そしてヨハネの歌唱が始まる。
なんといってもヨハネの出来不出来が演奏を左右する。その意味では、今日のヘリベルト・リッペルトは及第点。欲を言えば、もっと力強さがほしいところだが。。。
印象に残った箇所は第四の封印と第七の封印を解くところ。バスとテノールが活躍する箇所。
日本人では、吉田さんが伸びやかでハリのある声でがんばっていた。
合唱は栗友会。これだけの曲を仕上げることだけでも大変なことは凄いことだと思う(栗友会のHPで見たら、演奏会直前2週間?は毎日練習が入っていたような。。。)
しかし、厳しい言い方をすれば、まとまってはいるもののダイナミックさに疑問が残った。うねるようなものが押し寄せてくる感じがこの曲には必要なのでは?
しかし、終わりに近いアカペラの男声合唱は美しかった。
指揮のアルミンクも手堅くまとめてはいたが、なにかオーラが足りない気がする。この曲を演奏するには。。。あまりに淡白。もっとドロドロした部分があるのではないか。黙示録は。
〈データ〉
新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニー・シリーズ 第448回定期演奏会
シュミット:オラトリオ「七つの封印を有する書」
2009.7.10(金) 19:15
すみだトリフォニーホール
ヨハネ:ヘルベルト・リッペルト
ソプラノ:増田のり子
アルト:加納悦子
テノール:吉田浩之
バス:クルト・リドル
合唱:栗友会合唱団
指揮:クリスティアン・アルミンク
めったに演奏されない曲とはいえ、考えてみれば、生で聞くのは3回目。
最初がC大学混声合唱団。2回目がアマチュアオケ。そして今日。
意外と?聞いてる回数では凄いかも???
冒頭のハ長調の繰り返しが始まると「これこれ!」となんか嬉しくなってしまった。シンプルだけど凄く印象的。そしてヨハネの歌唱が始まる。
なんといってもヨハネの出来不出来が演奏を左右する。その意味では、今日のヘリベルト・リッペルトは及第点。欲を言えば、もっと力強さがほしいところだが。。。
印象に残った箇所は第四の封印と第七の封印を解くところ。バスとテノールが活躍する箇所。
日本人では、吉田さんが伸びやかでハリのある声でがんばっていた。
合唱は栗友会。これだけの曲を仕上げることだけでも大変なことは凄いことだと思う(栗友会のHPで見たら、演奏会直前2週間?は毎日練習が入っていたような。。。)
しかし、厳しい言い方をすれば、まとまってはいるもののダイナミックさに疑問が残った。うねるようなものが押し寄せてくる感じがこの曲には必要なのでは?
しかし、終わりに近いアカペラの男声合唱は美しかった。
指揮のアルミンクも手堅くまとめてはいたが、なにかオーラが足りない気がする。この曲を演奏するには。。。あまりに淡白。もっとドロドロした部分があるのではないか。黙示録は。
〈データ〉
新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニー・シリーズ 第448回定期演奏会
シュミット:オラトリオ「七つの封印を有する書」
2009.7.10(金) 19:15
すみだトリフォニーホール
ヨハネ:ヘルベルト・リッペルト
ソプラノ:増田のり子
アルト:加納悦子
テノール:吉田浩之
バス:クルト・リドル
合唱:栗友会合唱団
指揮:クリスティアン・アルミンク