ドツレク@ソニックシティ

  • 2010.07.18 Sunday
  • 23:53
 「ドツレク歌いたーい」(レパートリー増やしたーい?)と思って今年3月から大宮まで練習に通ってた。その発表会があった。暑い日だった!

5か月弱の練習期間、そし遠距離?のため練習会場到着後1時間できるかどうか?という練習時間、そしてなんと暗譜! を考えたらどれだけ自分が納得のいく演奏が出来るか、はっきり言って直前まで不明。
しかし意外や意外!結構歌詞が頭の中に入っていたのには自分でも驚いた!自分にとって初物を暗譜で歌うなんて久しぶりの経験。加齢により?覚えられなくなってるし...
でも、暗譜で逆に自信がついたか?次やる時のいい勉強になった感じ。

しかし、終わったあとの印象は「疲れたぁ」の一言。1時間超を立ちっぱなしも応えたが、3曲目、6曲目のフーガには参った!エネルギーを吸い取られた感じ。


〈データ〉
埼玉第九合唱団 第73回 演奏会
2010.7.10(日) 14:00
大宮ソニックシティ大ホール

ブラームス:ドイツ・レクイエム

指揮:田尻 桂
ソプラノ:薗田 真木子
バリトン:浅井 隆仁

飯守×ベートーヴェン2@オペラシティ

  • 2010.07.15 Thursday
  • 23:13
 シリーズの2回目。

分厚い序奏から始まる「エグモント」はそれに続くソロと一体となり、過酷な運命が待ち構えているかのような重苦しい雰囲気だ。どうしたらいいんだろうと悩み苦しむさまが切々と謳われる。それが一転してアレグロ・アレグレットの世界へ。すべてが解き放たれた、輝かしい勝利の世界へ。音が立体的に立ち上って、天井へ突き抜けていくようだ。

続き8番は第二楽章が秀逸。こんなチャーミングな楽章だったかと再発見。また楽章に漂う雰囲気はメインプロの田園にも通じるものがあるのでは?と感じた次第。マエストロも大いに音の流れを楽しんでいた。

そして6番。何回聴いたかわからないこの名曲だが、全体に流れるのは人間の魂の救済か?と初めて感じた。
フルートやクラリネットなどの掛け合い(第三楽章)に心を慰められるが、一転して激しい感情の表出(第四楽章)、しかし最後は救われる魂(第五楽章)。
最後は涙腺がゆるみっぱなしだった。なんで田園で泣くのか?自分でもわからない。いや、よくぞ田園で泣かせてくれました!

よく一心同体、縦横無尽というが、言うは易くやるは難し。しかし今日もマエストロとオケとはその言葉そのものだった。
蒸し暑い夜に会心の演奏、次回が待ちどうしい!

P.S. クールヘッドで冷静に曲を聴くと、音楽の革命家としてのベートーヴェンはやはり凄い!今聴い  ても凄いんだから200年前に聴いたら...推して知るべし。


〈データ〉
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第241回定期演奏会
東京シティ・フィル創立35周年記念
ベートーヴェン交響曲全曲シリーズ 第2回
2010.7.15(木) 19:00
東京オペラシティコンサートホール

「エグモント」序曲
交響曲第8番
交響曲第6番

指揮:飯守泰次郎

【料金】 B席 4,000円

カルミナ@オペラシティ

  • 2010.07.04 Sunday
  • 23:58
 マエストロ飯守の指揮でカルミナを!との思いから入団した合唱団の演奏会。好きなメンデルスゾーンもやるとなれば気合が入らないわけはない。

最初の曲はメンデルスゾーン。彼らしい美しい旋律と劇性に満ちた合唱が魅力的な曲。
合唱もまずまずの出来。ソプラノの安井さんの清廉な声も最高!と思ったがお客さんの反応は?でカーテンコールもなくあっさりと休憩入り。
メインプロに期待しているのか?はたまたそんなに出来はよくなかったのか?などなど思いながらカルミナを待つ。

さて、メインプロのカルミナ。のっけからマエストロのエンジン全開!そういえば、マエストロ練習でも何回も話していたことを思い出した。「冒頭の何小節かで、その演奏会のすべてが決まる。O fortuna velut luna ...と一音一音たっぷり歌うこと」と。
その後は嵐のようなマエストロの指揮に、ただただ全員で食らいついていった。

No10の「Were diu werlt alle min」 の最後のHei!も決まった!
もっとも鬼門?の男声合唱 No14の「In taberna quando sumus」 も危うかったが何とか乗り切った。
ソリストの方もすばらしい!
No12「Olim lacus colueram 」の高橋さんの演技力の凄いこと。まさに哀れな白鳥そのもの。
それに負けじとばかりNo13「Ego sum abbas」の萩原さんの院長様もただの酔っ払い。
そしていつも清廉な安井さんはNo23 「Dulcissime」で 天にも登るような清らかな声と響きで聴衆の耳を離さなかった。
子どもたちもがんばった。

自分も爆唱、劇唱の1時間余。終演後、「ブラーボ」とともにみなさんから大きな拍手をいただいた時には、満足感で満ち溢れる気分だった。それもなにかアットホームなあたたかさを伴ったものを...

正直、ここよりうまい合唱団は他にある。しかしただうまいだけではない、広い大きな意味での音楽性(もっと単純に言えば愛だろうか?)をもつことが人を感動させると改めて思った次第。個人の持っているそうした潜在能力を引き出したは、マエストロであることは言うまでも無い。

納得のいく、いい演奏会だった。


〈データ〉
学習院OBブラームス合唱団 第16回定期演奏会
2010.7.4(日) 14:00
東京オペラシティコンサートホール

メンデルスゾーン:詩篇第42番
カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ

指揮:飯守泰次郎
ソプラノ:安井 陽子
テノール:高橋 淳
バリトン:萩原 潤
児童合唱:学習院初等科合唱部
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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