ウォルトン@群馬音楽センター
- 2010.09.19 Sunday
- 23:53
ウォルトンの名曲、「ベルシャザールの饗宴」を聴きに、高崎まで行ってきた。群響を聴くのは確か2回目。1回目も合唱曲だったような気がする(はるか10年以上前の話なので...)
この曲の魅力は盛り沢山。変幻自在な力強い合唱、打楽器の躍動するリズム感、時にねちっこさが感じられるソロ等々。
まず、合唱だが総数は250名はいるであろう大編成。しかし、人数の割には客席にその迫力が伝わってこないのはなぜか?ハモッていないせい?もっともっと聴衆を圧倒し、なぎ倒してほしかった。
団員の個人差が大きいせい?か声の固まり方がゆるい感じだ。
オケは健闘。特にこの曲の真髄である打楽器群は完璧だったのではないか。
バリトンソロは声質が軽めなためか、この曲のイメージとはちょっと違う感じ。またいやらしさ、怪しさが伝わってこない。最後まで全体に溶け込んでなかった。
指揮は平凡な印象。もっと緩急、ダイナミックさをつけないとこの曲の魅力は半減してしまう。
ということで、演奏としては無難なものだったものの、あまり演奏されない合唱曲を地方オケが取り上げること自体は意義あるものだ。
〈データ〉
群馬交響楽団 第466回 定期演奏会
2020.9.19(日) 18:45
群馬音楽センター
バーバー:管弦楽のためのエッセー第1番
シベリウス:交響曲第3番
ウォルトン:ベルシャザールの饗宴
指揮:ベンジャミン・エリン
バリトン:ローナン・コレット
合唱:群馬交響楽団合唱団
【料金】 B席 3,500円
この曲の魅力は盛り沢山。変幻自在な力強い合唱、打楽器の躍動するリズム感、時にねちっこさが感じられるソロ等々。
まず、合唱だが総数は250名はいるであろう大編成。しかし、人数の割には客席にその迫力が伝わってこないのはなぜか?ハモッていないせい?もっともっと聴衆を圧倒し、なぎ倒してほしかった。
団員の個人差が大きいせい?か声の固まり方がゆるい感じだ。
オケは健闘。特にこの曲の真髄である打楽器群は完璧だったのではないか。
バリトンソロは声質が軽めなためか、この曲のイメージとはちょっと違う感じ。またいやらしさ、怪しさが伝わってこない。最後まで全体に溶け込んでなかった。
指揮は平凡な印象。もっと緩急、ダイナミックさをつけないとこの曲の魅力は半減してしまう。
ということで、演奏としては無難なものだったものの、あまり演奏されない合唱曲を地方オケが取り上げること自体は意義あるものだ。
〈データ〉
群馬交響楽団 第466回 定期演奏会
2020.9.19(日) 18:45
群馬音楽センター
バーバー:管弦楽のためのエッセー第1番
シベリウス:交響曲第3番
ウォルトン:ベルシャザールの饗宴
指揮:ベンジャミン・エリン
バリトン:ローナン・コレット
合唱:群馬交響楽団合唱団
【料金】 B席 3,500円