グレゴリアーナ・フィル@前橋市民文化会館
- 2014.09.20 Saturday
- 22:52
ウタトモ&指揮者の箕輪さんがブルックナーを指揮するというので、前橋まで出かけてきた。
オケは群馬大学の卒業生有志が結成した団体を母体として発足し、年1回の定期演奏会に向けて精進を重ねているとのこと。
社会人ともなると練習日程を合わせるのも大変だろうし、遠くは岐阜から参加した方もいるとの話。
正直、「ここの出来は???」という箇所もあったが、輝きを放っていた箇所も随所にあった。特に「魔笛」序曲の颯爽とした躍動感とブルックナーの第四楽章の重くならない解放感は秀逸。
箕輪さんの指揮は大振りすることなく楽団の自発性に任せつつも、「ここぞ!」というときには明確な指示出しを行うタイプ。それが功を奏したのか、聴衆が求めるところで求められる響きを作り出していたことは、指揮者の意図が楽団員に浸透していたことの証であろう。
今後の活躍が楽しみだ。
〈データ〉
グレゴリアーナ・フィルハーモニー管弦楽団 第10回 定期演奏会
2014.9.20(土) 18:30
前橋市民文化会館 大ホール
モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》(ハース版)
指揮:箕輪 健太
オケは群馬大学の卒業生有志が結成した団体を母体として発足し、年1回の定期演奏会に向けて精進を重ねているとのこと。
社会人ともなると練習日程を合わせるのも大変だろうし、遠くは岐阜から参加した方もいるとの話。
正直、「ここの出来は???」という箇所もあったが、輝きを放っていた箇所も随所にあった。特に「魔笛」序曲の颯爽とした躍動感とブルックナーの第四楽章の重くならない解放感は秀逸。
箕輪さんの指揮は大振りすることなく楽団の自発性に任せつつも、「ここぞ!」というときには明確な指示出しを行うタイプ。それが功を奏したのか、聴衆が求めるところで求められる響きを作り出していたことは、指揮者の意図が楽団員に浸透していたことの証であろう。
今後の活躍が楽しみだ。
〈データ〉
グレゴリアーナ・フィルハーモニー管弦楽団 第10回 定期演奏会
2014.9.20(土) 18:30
前橋市民文化会館 大ホール
モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》(ハース版)
指揮:箕輪 健太